INTERVIEW

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なぜパワーアシストスーツをつくろうと考えたのか? line.png

そもそもパワーアシストスーツありきでやろうとしたものではありません。
SDG'sに代表される多くの社会課題(高齢化、エネルギー、水・食糧、都市化など)への対応が必要とされている中、人工知能(AI)、IoT、デジタライゼーションといった、破壊的イノベーションが急速に進んでいます。そうした状況の中で、次の商品を考えていくべきだという議論があり、トップ直轄の組織が生まれました。
そこで、社会ニーズに対し、我々にはどんなシーズがあるのかを調べた結果、課題対応として貢献度の高い、パワーアシストスーツに絞り込みました。パワーアシストスーツは、幾つかのメーカーが既に市場に参入しておりましたが、まだまだ市場として確立したものではなく、その将来性と、多くの産業で働く人々の困りごとを解決する可能性がありました。また何より、人に寄り添いながら調和していくといった夢がありました。




世界最大のパワーステアリングメーカーの技術をパワーアシストスーツに応用?line.png

このパワーアシストスーツには、特に電動パワーステアリングで培ってきた技術が活かされています。
クルマの走行状態、ハンドル操作に応じ、モータトルクを制御し、運転者に最適な感覚をフィードバックするといった、きめ細やかな制御の技術をパワーアシストスーツにも応用しました。
また、これまで培ってきたロボティクス技術や、軸受のトライボロジなども用いて、作業者の動きとの調和性(Human Harmonics ®)による気持ちよさを目指しました。
開発の中では、自分も開発メンバーと一緒に、制御アルゴリズムを議論し、自分で装着して評価し改善をはかるといったことを毎日繰り返しながら、電動パワーステアリング開発の経験を注ぎ込みました。
多くの課題解決は大変でしたが、やればやるほど性能向上が感じられ、ワクワクしながら、有意義な時間を過ごすことができました。




新規事業推進部長の想いとは? line.png

新規事業を進めるにあたっては、自分としてやりこと、やるべきことの実現をめざして取り組んでいます。
社会貢献といった目的もそうですが、企業としての持続的成長はかる事業の創出は、関係のみなさまへの感謝の想いも込めて進めています。
単なる多角化としての新たな事業ポートフォリオの形成ということのみではなく、新規事業を通しての人材育成や、新しい仕組み、プロセス改革への挑戦を意識しています。
人材育成では、企画、開発、生産準備、生産、販売といった事業化のプロセスを少人数のメンバーを中心に進めることで、一人ひとりにとっては多くの業務を経験し、幅広く高い視点での判断やチームワークが求められます。業務の枠を超えた相互の係わり合いによって、自立・自律的な行動が重要となります。また、スピード感ある事業化が求められる中で、失敗を恐れない取り組み姿勢を大事にしています。
将来の話や企画内容の会議では、夢も想いも広がり盛り上がります。夢をもって、新しい製品をお客様に届けていくことが大事であると考え、これからも第2弾、第3弾といった提案を進めて参りたいと考えております。
最後になりますが、パワーアシストスーツの発売に際し、これまで社内外の関係皆様には、多くのお力添えを頂き、大変感謝申し上げます。